「もう古い」ブランディングは時代遅れ

さて、


ブランディングに関してですが、先に誤解がないように言っておくと、【 正しいブランディング 】であれば今もまだちゃんと効果はあります。


今回の話は、もうブランディング自体は【 時代遅れ 】だということを頭に入れておいた方が良いですよ、という話です。


ブランディングが重要だと言われていたのは5年〜10年ぐらい前の話ですし、その時とは違って今はもうブランドが選ばれにくい時代です。


ネットやSNSの発展により、【 人類総アーティスト時代 】ですからね。


で、「ブランディングが重要だ」といまだにネットやSNSでよく見かけますが、内容によっては、


「時代にとり残されてる感」


があるので、しっかり見極めるようにしましょう。

時代の話が大きく関わってくるんですが、これからの時代に求められるのは「ブランディング」ではなく、「共感」や「憧れ」です。


そして、その先にある【コミュニティ】であったり【コミュニティのリーダー】が重要になります。


まあ、これからの時代というか、すでに今もなんですけどね。


情報を得るとき、「現在」や「過去」しか見えていない美容師さんが多いですが、時代の先にも目を向けましょう。


ネットやSNSに書かれているようなブランディングやマーケティングは何十年も前から語り継がれているものなので、もう昔と今とでは勝手が違います。


とはいえ、僕も集客のアドバイスやコンサルをする際は「ブランディングをしてください」と伝えることもあります。


「はっ？」


と思いましたよね、いま？笑





別にふざけているわけではないので、もう少し頑張って続きを読んでほしいなと思います。

ではなぜ、時代遅れだとわかっていながらも僕がブランディングの話をしているのか？ ですが、


それは【 手っ取り早く集客するため 】です。


現時点で新規集客もコミュニティ化もできていない美容師さんの場合、当たり前ですがまずは売上を安定させる必要があります。


僕的にも時代的にも【 コミュニティ化 】が理想ではありますが、


コミュニティができるまでには時間がかかる可能性もあるので、その前にサロンが潰れたら元も子もないじゃないですか？


なので、順番として


1、リピート前提の新規集客

2、コミュニティ化


という流れをおすすめしています。


で、手っ取り早く「リピート前提の新規集客」をするためにはブランディングも必要なので、


時代遅れだとわかっていながらも効果があるうちはお伝えしているという感じです。


正しいブランディングをする事で、手っ取り早く集客することは今もまだできますからね。


なので別にブランディングが不要だとか、ブランディング推しの人たちを否定しているとかではありません。

ブランディングを推しているコンサルタントや講師は多いかと思います。


そして、ネットやSNSではいろいろな情報が溢れているので、「その情報は信用してもいいのか？」ということを見極められる力が必要になります。


良し悪しを見分ける判断基準のひとつをお伝えしておくと、その人たちの文章から、


「時代遅れだとわかってはいるけど、まだ効果があるからブランディングを伝えている」


という内容が読みとれれば、その情報は信用できるかなと思います。


（なにを偉そうに言ってんだって話ですが笑）


ということで最後にまとめると、


ブランディングは「時代遅れ」ではありますが、現時点で集客に悩んでいるのであれば、まだ効果はありますし正しいブランディングを行いましょう。


逆に、集客で悩むこともなく売上も安定している状態であれば、ブランディングはどうでもいいので【 コミュニティ化 】を意識してくださいね。


長くなりましたが、今回は以上です。


貴重なお時間を使って最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



P.S.


今回ぼくが伝えたかったことは、【 ブランディングは時代遅れ 】ということもそうですが、


それ以上に、


【 情報の良し悪しを見抜けるようになってください 】


というのが、実は本当に伝えたかったメッセージです。


これまで繰り返しお伝えしていることではありますが、


今は情報が溢れているので、自分にとって正しい（自分に必要な）情報をちゃんと取りにいけている美容師さんが少ない気がします。


いろいろな情報をインプットしすぎて情報過多の状態になり、「結局なにが正しいのかわからない」という美容師さんをたくさん見てきました。


なので、自分の軸をしっかり作って、情報の良し悪しを見抜けるようになってくださいね。